アレルギーの原因とその対策
こんにちは!フスボンオーナーです。今回はアレルギーの原因となるリーキーガット(腸などの細胞に隙間がある状態)についてご説明します。
アレルギーとは?
アレルギーといえば、花粉症などの物質を抗原としたアレルギーもありますが、今回は小麦や大豆、乳などの食品アレルギーのお話をします。食品アレルギーの原因は、タンパク質がきちんと分解されず、ペプチド(二個以上のアミノ酸が結合した状態)として体内に入ってきた場合に生じます。
アレルギーを防ぐには
アレルギー対策としては、いくつかあります。
よく噛むこと
どのタンパク質もきちんと分解されると最小単位のアミノ酸となりますので、まずは胃酸の働きをよくし、分解を促進するため、
よく噛むことが大切です。
また、胃酸は酸性ですので、アルカリ金属イオンを含む硬水のミネラルウォーターを食事と合わせて飲むのは控えたほうがいいです。
もちろん、マグネシウムやカルシウムの補給の意味で、食事の時以外の水分補給には硬水をおススメします。にがりを携帯していつでも硬水がつくれる環境を作るのもおすすめです。
消化酵素の働きを良くすること
アミノ酸までタンパク質が分解されないのは、消化酵素の働きや分泌が弱いためです。これは、ニワトリが先か卵が先かの話に似ているのですが、消化酵素自体もアミノ酸を原材料にして作られます。ですので、消化酵素を増やしたり、働きをよくしたりするには、タンパク質の消化吸収をよくする為に、タンパク質やアミノ酸を摂取しなければいけません。
お肉やプロテインが苦手であまり摂れないと言う方は、まずはボーンブロスやテールスープ、お味噌、だし汁、卵などからタンパク質やアミノ酸を摂取し、徐々に慣らしていきましょう。自分の体重のkgをgに変換して、1日で最低でも1倍量、できれば1.5倍量くらいのタンパク質(50kgの人ならば、50gから75gのタンパク質)を摂取できるようになるのが理想です。
リッキーガットが出来にくいストレスが少ない生活を送ること
タンパク質がうまく分解されず、腸内にペプチドが入ってきた場合でも、腸内に隙間(リッキーガット)がない場合は、ペプチドが体内に侵入することはありません。リーキーガットが生じる要因は、ストレス、睡眠不足、疲労の蓄積とされていますので、
なるべく規則正しい生活を送るようにしましょう。
アレルギー対策まとめ
糖質制限においては、糖新生で筋肉が減少しないようにするためタンパク質の摂取を避けるのは難しいです。アレルギーが気になる方は、上記の対策を同時進行で行えば、アレルギーを少しでも防ぐことができると思いますので、是非実践して下さい。では、また!