茹でる前の小豆
公開日:2015年07月04日
更新日: 2023年12月13日

小豆の糖質と栄養成分・効用などのまとめ


こんにちは。フスボンオーナーです。 本日は、小豆について深堀りしていきます。

小豆の歴史と起源


小豆の歴史と起源
まずは、小豆の起源から見ていきます。

小豆の原産地


小豆は、アジアを中心に栽培されているマメ科の一年草で、その原産地は中国とされています。約3000年前から栽培されており、その後、朝鮮半島を経由して日本に伝わりました。


日本での小豆の歴史


日本では古くから小豆が栽培され、平安時代には「貴族の菓子」として広まりました。江戸時代には庶民にも普及し、多くの和菓子に使用されるようになりました。また、小豆は魔除けや厄除けの意味を持ち、節分には豆まきの習慣が生まれました。


世界への広がり


小豆は、16世紀にポルトガル人によってヨーロッパに伝わり、アフリカやアメリカにも広まりました。現在では、世界各地でさまざまな料理やデザートに用いられており、その利用法は多岐にわたります。

小豆の栽培と収穫


小豆の栽培と収穫
次に、小豆の栽培と収穫についてです。

栽培条件


小豆は、暖かく湿度の高い環境を好む作物で、春から初夏にかけて播種されます。日当たりと排水の良い土壌が適しており、特に水はけの良い砂質土や腐植質の多い土壌が適しています。また、日本では主に関東地方以西で栽培されています。


栽培期間と管理


小豆の栽培期間は約3~4ヶ月で、収穫は夏から秋にかけて行われます。成長期間中は、適切な水やりや肥料の施用が必要です。さらに、病害虫の管理や草取りも重要な栽培管理の一部となります。


収穫方法


収穫時期は、小豆の実が十分に成熟し、さやが黄色く変わったころです。収穫は手作業で行われ、成熟したさやを摘み取ります。収穫後、小豆を乾燥させて保存します。乾燥後の小豆は、食用や種子として利用されます。

世界の小豆生産と消費


世界の小豆生産と消費
さらに、世界の小豆生産と消費についてまとめます。

主要な生産国


小豆の主要な生産国は中国で、世界の生産量の大部分を占めています。その他の主要な生産国には、日本、韓国、インド、ネパール、ブラジルなどがあります。これらの国々では、小豆は伝統的な料理やデザートに使用されています。


世界的な消費量と需要


小豆はアジアを中心に多く消費されており、日本では特に和菓子やお汁粉などに使用されることが多いです。また、中国や韓国でも伝統的な料理やデザートに使われています。近年では、健康志向や自然食品の需要が高まる中で、小豆を含む伝統的な食材への関心が世界的に高まっています。

輸出入と国際市場


小豆の国際市場は、生産国から消費国への輸出入が活発に行われています。特に日本では、国内生産量が消費量を満たすことができず、中国やカナダなどからの輸入が必要とされています。また、小豆加工品や製品の輸出も、世界の消費者に小豆を広める要因となっています。

小豆の栄養成分と健康効果


小豆の効能
続いては、小豆の栄養成分と健康効果についてです。

豊富な栄養成分


小豆には、タンパク質、食物繊維、ビタミンB群、カリウム、鉄、亜鉛などの栄養成分が豊富に含まれています。特に、植物性タンパク質や食物繊維の含有量が高く、健康や美容に良いとされています。
砂糖さえ添加しなければ、糖質制限の味方になります。


健康効果


カリウムやサポニンという栄養素が含まれており、高血圧、高脂血症の予防、利尿作用がありむくみにも有効です。 また小豆には赤ワインを超えるポリフェノールが含まれています。アンチエイジング効果があり、貧血予防にもなります。ビタミンB1を含んでいて、糖質をエネルギーに変える役割をしてくれます。

小豆を活用した食生活


小豆を上手に活用することで、健康的な食生活を送ることができます。和菓子やデザートだけでなく、煮物やサラダ、スープなど、さまざまな料理に取り入れることが可能です。また、小豆を使った食品や加工品も、手軽に栄養を摂取する手段として活用できます。

ゆで小豆の糖質および栄養成分


豆類/あずき/全粒、ゆで 栄養成分(100gあたり)

エネルギー146kcal、たんぱく質8.6g、脂質0.8g、炭水化物25.6g、ナトリウム1mg、水分63.9g、食物繊維8.7g

出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)豆類/あずき/全粒、ゆで

糖質=炭水化物-食物繊維であることから、ゆで小豆(無糖)の糖質は、16.9gということになります。基本的に豆の一種なので、穀物の中では糖質は低めです。  

フスボンのあずきの特徴


無糖のあんことあずきの画像

フスボンでは、オリジナルで無糖のあんこを作っています。十勝産の無糖のゆで小豆にエリスリトールとステビア、難消化性デキストリンでとってもおいしく仕上げています。 


以下に、フスボンの無糖のあんこの商品がありますのでご覧ください。

All red beans


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「あんバターロール」は、フスボンオリジナルの無糖ゆで小豆を使用した餡とバターを挟んだ濃厚な味わいのロールです。

バターのコクと餡の優しい甘みが絶妙に組み合わさり、滑らかな食感とともに、心地よい甘さが口の中に広がります。 特に、デキストリンを加えることで得られる餡のしっとり感は、一度味わってみる価値あり。

豊かな風味のバターロールと粒あんのコンビネーションをお楽しみください!

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著者プロフィール

フスボンオーナー・川谷洋史

フスボンオーナー

川谷 洋史

HIROSHI KAWATANI

1980年・大阪生まれ

東京工業大学・工学部・建築学科卒

一級建築士


2012年ごろより糖質制限にハマり、低糖質で無添加、良質な脂質、人工甘味料を使用しないパンやスイーツがないことから、自作を始める。

2014年9月にフスボンを立ち上げ現在に至る。


趣味

食べること、スポーツ観戦、サウナ、ゴルフ、YouTubeを観る


マイブーム

糖質制限×サウナ×オーソモレキュラー

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