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用語集

悪玉コレステロール

日本では、LDLコレステロールのことを悪玉コレステロールと呼ばれてきました。LDLは、Low Density Lipoproteinの略で、日本語では「低密度リポタンパク質」と言います。
LDLは、コレステロールそのものではなく、コレステロールを運ぶ器のようなものです。LDLは、細胞膜の原料であるコレステロールを肝臓から末梢組織に運ぶ重要な役割を担っています。
LDL=悪玉、HDL=善玉ではなく、LDLコレステロールの中に一部悪さをする可能性があるもの(危険なもの)が存在するということです。

コレステロールについてはこちらの記事に詳しくまとめてありますので、ご覧ください。

アセチルCoA

補酵素A(CoA)のチオール基と酢酸のカルボキシル基がチオエステル結合した化合物のこと。
高エネルギー化合物の一つで、生体内で糖質・脂質・アミノ酸の代謝や脂肪酸の合成に関与する。

糖質・脂質・アミノ酸の代謝について詳しくこちらの記事で解説していますので、ご覧ください。

アトキンスダイエット

アメリカ人医師・循環器学者のロバート・アトキンスが考案したダイエット法。
低炭水化物ダイエット、ケトン式ダイエット、ローカーボダイエット、低糖質ダイエットとも呼ばれる。
通常200~300gである炭水化物の摂取量を20~40gと非常に少なくし、糖分の代わりに脂肪がエネルギーとして使われる状態に誘導する。

ケトン式ダイエットの仕組みについてはこの記事をご覧ください。

1型糖尿病

生まれつき膵臓からインスリンがほとんど分泌されないなど、摂取したブドウ糖に対してインスリンの分泌量が足りないために糖尿病と診断されるもの。

糖尿病についてはこちらの記事に詳しくまとめてありますのでご覧ください。

インスリン

血糖を制御する体内ホルモン。
食事によって血糖値が上昇するとすい臓から分泌される。
臓器の細胞が血糖をエネルギーとして利用したり蓄えたりすることができるような働きをする。

インスリンの影響についてこちらの記事にまとめてありますので、ご覧ください。

AGEs

終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、すなわち「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」のこと。強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされている。

こちらの記事でAGEsと糖化について詳しく説明していますので、ご覧ください。

ATP

アデノシン三リン酸と呼ばれ、体内でエネルギーの通貨としての役割を果たす物質。
アデノシンに3つのリン酸がつながったもので、そのうちの端から2つが高エネルギーリン酸結合をしているため、加水分解されてリン酸が1つとれてADP(アデノシン二リン酸)、さらに1つとれてAMP(アデノシン一リン酸)になるときに大きなエネルギーが解放され、それが各種の生命活動のエネルギーとして利用される。RNAの前駆物質としても重要な役割を果たしている。

ATPについては詳しくこちらの記事で解説しています。

SGLT2阻害薬

糖尿病に使われる治療薬の1つ。
血液中のブドウ糖(血糖)を尿中に排出させることで血糖値を下げる。

SGLT2阻害薬を使用した糖尿病治療のお話はこちらから

MCTオイルとコーヒー

MCTオイルのMCT(Medium Chain Triglycerides)とは「中鎖脂肪酸」のことで、MCTオイルは中鎖脂肪酸が100%のオイルのこと。
中鎖脂肪酸はエネルギーをつくり出す働きがあり、母乳のほか牛乳やココナッツオイルなどに豊富に含まれている。
ちなみに、良質の豆のコーヒーに、無塩バター、MTCオイルなどを入れて飲む方法があり、「完全無欠コーヒー」と呼ばれている。
朝食などの変わりに、このコーヒーを飲むことで、ダイエット効果や頭の働きも良くなるなどの、効果があると言われている。

サッカーの長友選手のMCTオイルの使用方法についてはこちらの記事をご覧ください。

LDL-C / HDL-C

Cはコレステロールのことで、コレステロールとは、体内の細胞の膜を構成している成分で、生きていくために必要なもの。
血管中には、LDLコレステロール、HDLコレステロールが存在しており、LDLコレステロールが血管中に油分を運び入れる働き、HDLが血管中から油分を運び出す働きをしている。

コレステロールについての詳しい解説はこちらから

オーツ麦

日本語では燕麦(エンバク)といい、イネ科カラスムギ属の穀物の一種です。
オートミールとは、オーツ麦から外の硬い殻を剥いだ「オートグローツ」を食べやすく加工したものです。
白米などに比べてビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富。
オーツ麦に含まれる水溶性食物繊維のβ-グルカンは、腸内の消化物の粘度を高める性質があり、
それによって糖質や脂質の吸収が遅くなることで、血中のLDLコレステロール値が低下すると言われています。

オメガ3・オメガ3系脂肪酸

オメガ3とは魚油に含まれているDHAやEPA、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称を指す。
栄養学では健康のために意識して摂るべき必須脂肪酸として位置づけられ、血流改善やコレステロール値の低下、アレルギー抑制など幅広い効果が期待されている。

不飽和脂肪酸やオメガ3について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

オリゴ糖

単糖が2個から数十個程度つながった糖類の一種の総称。
「オリゴ」とは、ギリシア語で「少ない」を意味し、「少糖類」とも呼ばれる。

さらに糖類について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

外皮

穀物の外側を包む皮。表皮と胚芽を足して外皮という。
小麦などの穀物の外皮のことを「ふすま」と呼ぶ。

ふすまについて詳しくはこちらから

活性酸素

体内で代謝が行われる過程で発生する非対電子を持った酸素。

活性酸素についてはこちらの記事で詳しく説明していますのでご覧ください。

肝門

肝臓の表面の部位のひとつで、肝臓の下面の中央部付近にあり、血管(門脈・肝動脈)・胆管・リンパ管・神経の管などが狭いところに集まって肝臓に出入りする場所。

長鎖脂肪酸は、小腸で消化・吸収されたあと、リンパ管や静脈を通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ、必要に応じて分解・貯蔵されるので脂肪として蓄積されやすい。

中鎖脂肪酸は、小腸から門脈を経由して直接肝臓に入った後、すばやく分解され、短時間でエネルギーになる。
中鎖脂肪酸が分解される時間は長鎖脂肪酸の約4倍速く、脂肪として蓄積されにくい。

希少糖

国際希少糖学会により「自然界にその存在量が少ない単糖とその誘導体」と定義された糖アルコールです。
代表的な希少糖には「キシリトール」「L-グルコース」「Dアロース」「D-タガトース」「D-プシコース」などがあります。

希少糖や糖アルコールについて詳しくははこちらから

グラノーラ

シリアル食品のひとつ。主原料をふすま粉にすることで、ダイエットや糖尿病の方の糖質制限食品として利用できます。
たいていのグラノーラには砂糖が添加されているので注意が必要です。

グリコーゲン

筋肉や肝臓に蓄えられている糖が集まった糖の塊のようなもの。急激な運動を行う際のエネルギー源として、あるいは空腹時の血糖維持に利用される。
肝臓に貯蔵されているグリコーゲンは約100gあり、筋肉に貯蔵されているグリコーゲンは約400gとされているが、筋肉内のグリコーゲンは筋肉でしか使用できない。

糖新生やケトン体の利用など詳しい代謝についてはこちらの記事からどうぞ

血液脳関門

脳血管から脳へ移行する物質を選択・制限する機構のこと。
血液中の物質を脳へ簡単に通さないようにすることで、脳を毒性物質から守る役割を持つ。
血液脳関門は脂肪酸の分子は大きすぎて通せないが、ケトン体であれば問題なく通過できるので、脳が糖しかエネルギーに出来ないというのは典型的な間違いである。

ケトン体の仕組みについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。

血糖値

血液内のグルコース(ブドウ糖)の濃度のこと。
健常なヒトの場合、空腹時血糖値はおおよそ80-100mg/dL程度であり、食後は若干高い値を示す。

血糖値について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

血糖値スパイク(グルコーススパーク)

別名“グルコーススパイク”もしくは“食後高血糖”とも呼ばれる「血糖値スパイク」は、食後に血糖値が著しく上昇し、1日の中で血糖の変動が乱高下することを指す。
「糖尿病」は血糖値が常に高い状態を指しますが、「血糖値スパイク」は一時的に血糖値が高まるだけであるため、健康診断で検査しても気づきにくいといわれている。

食後高血糖についてはこの記事をご覧ください。

ケトン体

体内の脂肪分解が多いと、それをもとに肝臓が合成する物質。糖質摂取が少なく、インスリン濃度が低くなると、脳でブドウ糖利用を減少させるため、脳がブドウ糖以外に唯一エネルギーとして利用できるケトン体を肝臓が供給するようになる。
インスリン分泌が枯渇していまう1型糖尿病(日本では10万人あたり2~3人が発症する稀な疾患。生活習慣の糖尿病は2型糖尿病)では、体内のケトン体が普通の人の空腹時におけるケトン体の10倍くらいに増えてしまい、身体が酸性(アシドーシス)に偏る。この状態をケトアシドーシスと呼び、昏睡やショックなどの症状が出る。

ケトン体について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

高インスリン血症

インスリンの働きが悪いと血液中の血糖値が高くなるが、この状態を抑えようとインスリンが過剰に分泌された状態。糖尿病の早期に起こりやすい。

インスリンの過剰分泌に関する弊害はこちらの記事をご覧ください。

抗酸化酵素

活性酸素種による細胞傷害を抑制する酵素の総称で、私たちの身体に備わっている自然な免疫システム。
体内で過剰に増えた活性酸素を消去し、酸化を抑える働きをする。

抗酸化酵素と活性酸素についてはこちらの記事をご覧ください。

抗酸化物質

活性酸素の発生やその働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除く物質のこと。

活性酸素と抗酸化酵素についてはこちらの記事をご覧ください。

高濃度ビタミンC注射

抗酸化物質として有名なビタミンCは、高濃度になると、逆に強い酸化作用をもつヒドロキシラジカルを生み出す。
ビタミンCとブドウ糖は非常に形状が似ているため、がん細胞はビタミンCを誤って取り込み、ヒドロキシラジカルによってがん細胞を死滅させるという考え方に基づいて打つ注射。

こちらの記事にがん治療について対談形式で書いていますのでご覧下さい。

小麦グルテン

小麦などの穀物の胚乳部分から生成するタンパク質。

グルテンについてこちらの記事に詳しく記載がありますので、ご覧ください。

酸化LDL-C

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が酸化すると、「酸化LDL」に変化して、動脈硬化の原因となる。
小粒子のLDLコレステロールが酸化しやすい。

小粒子のLDLコレステロール、酸化LDLについてはこちらの記事をご覧ください。

三糖類

単糖類の分子が3個結合したもの。
ラフィノースなどがある。

糖類について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

CRP(炎症)

CRPとはC-Reactive Proteinの略で、C反応性たんぱくを指す。
身体の中のCRPは炎症反応が強ければ多くなり、弱ければ少なくなるため、血液中のC反応性たんぱくを測ることにより、炎症反応の指標として検査されている。

CRPについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

小粒子LDL-C

動脈硬化などの原因となる悪玉コレステロール(LDLコレステロール)よりも、さらに健康に悪影響を与えると考えられているコレステロール。
LDLコレステロールよりも小型で比重が大きく、血管の壁に入りこみやすいという性質をもつ。

小粒子LDLコレステロールについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

食・楽・健康協会

山田悟先生を理事とする、科学的根拠に基づいて、「おいしく、楽しく食べて、健康に」を現実化していく一般社団法人。
1日130g以下の糖質を基準とするロカボを提唱し、ロカボ協会ともいう。

ロカボについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

白澤卓二

長寿制御遺伝子やアルツハイマー病などの研究を専門とする健康長寿研究の第一人者。
分子遺伝学、分子生物学に基づくダイエット理論などにも定評がある。
健康番組でのわかりやすい解説が人気を博し、執筆、講演会、テレビ出演など多方面で活躍されている。
糖質制限に関しては日本ファンクショナルフード協会において、ケトジェニックダイエットを推奨されている。

人工甘味料

天然の食品に存在しない甘み成分を人工的に合成した合成甘味料のこと。
アスパルテーム、サッカリン、アセスルファムカリウム、スクラロース、アスパルテームなどがある。

甘味料に関する詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。

善玉コレステロール

HDLに含まれるコレステロールをHDLコレステロールと呼ぶが、動脈硬化の予防に関連することから善玉コレステロールとも呼ばれる。
細胞に蓄積されたコレステロールを回収し、肝臓まで運ぶ働きをしていると考えられている。

コレステロールについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

大豆粉

大豆を生のまま粉にしたもの。
小麦粉に比べると、糖質が少なく、タンパク質、食物繊維やカルシウムが豊富。

大豆粉、きなこ、おからパウダーの違いについてはこちらから

多糖類

多くの単糖類からなる糖類のこと。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

地中海式ダイエット

南イタリアやギリシャのクレタ島の伝統的な食事を基にしたダイエット方法。
地中海食には、野菜・豆類・果物・シリアルを多く摂取し、オリーブオイルからn-3系不飽和脂肪酸を多く摂取し、
魚介類を多く、乳製品・獣肉や家禽類は少なめに、食事中に適量の赤ワインを摂取する食事と言われている。

地中海式ダイエットとカロリー制限、糖質制限についてはこちらの論文をご覧ください。

低血糖症

血糖値が低くなる疾患。
糖分の摂取過多・不足や栄養素の偏り・不足などが引き金となって、さまざまな精神的・肉体的不調が引き起こされることがある。
低血糖症は単に血糖値が低くなる病気と思われがちだが、インスリン分泌つまりは血糖のコントロールが正常にできなくなる病気。

低血糖症についてはこちらの記事をご覧ください。

天然甘味料

糖、黒糖、三温糖、麦芽糖、オリゴ糖、蜂蜜、メープルシロップ、水飴、ブドウ糖、果糖など、天然の食品中に含まれている甘み成分を精製、濃縮したもの。
羅漢果エキスも完全に天然由来であり、エリスリトール、マルチトール、キシリトール、ソルビトール、マンニトール、パラチノース、トレハロース、ステビアのような甘味料も天然に存在するので、合成されたものでも天然甘味料に分類される。

糖類について詳しくはこちら

糖化

身体の中でタンパク質と余分な糖が結びついてタンパク質が変性、劣化してAGEs(糖化最終生成物)という名の老化物質を生成する反応のこと。
この老化物質AGEsは分解されにくく、そのAGEsの蓄積は肌や髪、骨など全身の老化を進行させ、さらに体調不良や様々な病気(糖尿病、高血圧、がん等々)の温床にもなる。

糖化について詳しくはこの記事をご覧ください。

糖質

単糖類・二糖類の総称。
「糖質」から「多糖類・糖アルコールなど」を除いたものの総称。

糖質の定義について詳しくはこちらから

糖質制限

お菓子や清涼飲料水などに含まれる砂糖やごはんやパン、バスタ、そばなどに含まれる糖質の摂取を控え、タンパク質や良質な脂質によりカロリーを摂取する食生活のこと。

糖質制限について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

糖新生

血中のブドウ糖量が低下したときに、肝臓でブドウ糖を作り出す仕組みのこと。
飢餓状態に陥った動物が、グルカゴンの分泌をシグナルとして、ピルビン酸、乳酸、糖原性アミノ酸、プロピオン酸、グリセロールなどの糖質以外の物質から、グルコースを生産する手段・経路である。

糖新生について詳しくはこちらから

糖尿病

血糖値が食後だけでなく通常時も高く、インスリンの分泌が弱く糖の吸収がうまく出来ていない状態。
初期においては、食後の高血糖、次に、ヘモグロビンa1cの高値、その次に通常時の高血糖となります。

糖尿病について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

糖類

単糖類、二糖類を合わせた総称。

糖質と糖類の違いなど詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ナイアシンフラッシュ

ナイアシンを摂取した時に、脂肪細胞中のヒスタミンが一気に放出されることで起きる症状の総称。ナイアシンフラッシュの典型的な症状として、火照り、痒み、発汗などが挙げられます。
ナイアシン摂取の良い効果として、アレルギーの緩和、鬱(うつ)の緩和、肌がきれいになる、LDLコレステロール値が下がる、よく眠れることなどが挙げられます。

ナイアシンやビタミンBについてはこちらの記事をご覧ください。

2型糖尿病

高血糖症、インスリン抵抗性、相対的インスリン不足が特徴の長期的代謝異常である。

糖尿病について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

二糖類

ブドウ糖や果糖などの単糖類が二つ結合したもの。
主な二糖類に、マルトース(麦芽糖)、スクロース(ショ糖・・砂糖の主成分)、ラクトース(乳糖)などがある。

糖類のさらなる詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。

日本ファンクショナルフード協会

21世紀の栄養学に基づいたダイエット(食事法)=ファンクショナルダイエットを研究し、普及するために設立された一般社団法人。
ケトジェニックダイエットとオーソモレキュラーを組み合わせた健康法を提唱している。

乳酸

糖質が解糖系(嫌気的代謝)で代謝・分解されてできる生成物。
身体の中では筋肉でエネルギーを作るとき、糖(グリコーゲン)が分解されてできる。

解糖系の代謝についてはこちらの記事の解糖系の項目をご覧ください。

妊娠糖尿病

妊娠の影響で発症する糖代謝異常の一種。

妊娠糖尿病についてはこちらの記事をご覧ください。

お米を精白した際に出る果皮、種皮、胚芽の部分のこと。米を小麦に置き換えた場合、「糠(ぬか)」は「ふすま」に該当する。

ふすまについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

胚芽

植物の胚。種子の内部のやがて成長して芽になる部分のこと。
精米の際に玄米から糠層のみを取り去って胚芽が残るように精白した米を胚芽米という。

胚芽、胚乳、表皮、外皮、ぬか、ふすまなどの言葉の定義についてはこの記事をご覧ください。

胚乳

種子の中に胚とともにある一つの組織。
養分がたくわえられており、種子の発芽時に胚はこれを吸収して生長する。

小麦の断面図を使った部位の説明はこちらの記事のイラストをご覧ください。

パレオダイエット

パレオダイエットの「パレオ」とは「パレオシック」の略で、「旧石器時代」という意味。
旧石器時代の食事が人間の体に必要不可欠な栄養を満たしている、という考え方に基づき、農耕や牧畜に頼らない狩猟生活を行っていた旧石器時代の原始人のような食生活をしましょう、というダイエット法。

反応性低血糖

低血糖症の1つのこと。
血糖値の上昇に対してすい臓の反応が鈍く、インスリン分泌が遅れるため結果として低血糖の症状が現れる。

反応性低血糖についてはこちらの記事に詳しく記述しておりますので、ご覧ください。

表皮

穀物の皮の部分のこと。

外皮との違いはこちらの記事をご覧ください。

ピルビン酸

生体内での解糖系‐TCA回路における重要な中間体。
脂質、アミノ酸、たんぱく質、ATPなどの生化学的合成に関与しており、医薬品等の様々な生理活性物質の合成に用いられる。

ピルビン酸についてはこちらの記事の解糖系の項目をご覧ください。

ふすま

小麦などの穀物の外皮や胚芽のことを「ふすま」と呼ぶ。
ふすまには食物繊維、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅などの栄養成分が豊富に含まれている。

フスボンで使用するふすまについてはこちらで詳しく説明しています。

ふすま粉

ふすまを粉にしたもの。糖分の多い胚乳が含まれていないので低糖質です。

フスボンのふすま粉についてはこちらで詳しくご覧いただけます。

ふすまパン

「ふすま」とは、小麦などの穀物の外皮や胚芽のこと。
その「ふすま」を使って作ったパン。

ふすまパンについて詳しくはこちらから

不凍素材(不凍タンパク質・不凍多糖)

水が凍ってしまう氷点下の温度域で氷結晶に結合してその成長を妨げる能力を持つ物質です。

不凍素材について詳しくはこちらの記事の不凍タンパク質の項目をご覧ください。

ブドウ糖

糖の一種であり、代表的な単糖の一つ。
自動車のガソリンに当たる人体の燃料で、血液中のヘモグロビンによって運ばれてきた酸素と反応して燃焼し、その際にエネルギーを生み出している。

糖の種類についてはこちらから

糖の代謝について知りたいからはこちらから

不飽和脂肪酸(オメガ3、6、9)

脂肪酸は化学構造によってさまざまに分類されており、大きな分類としては不飽和結合(二重結合など)の有無によって飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に大別できる。
不飽和脂肪酸はさらにオメガ3・オメガ6・オメガ9の3種類に分けられる脂肪酸で、植物や魚類から抽出され、善玉コレステロールを増やすなど、身体によい影響をもたらす効果が高いものが多い。

①オメガ3
アマニ油、シソ油、魚の脂肪など。中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす。

②オメガ6
べにばな油、コーン油、ごま油、サラダ油、マヨネーズなど。
悪玉コレステロールを減らす効果はあるが、善玉コレステロールも減らしてしまう他、アレルギーなども促進してしまう。

③オメガ9
オリーブ油やキャノーラ油など。
悪玉コレステロールを減らす働きがあり、また酸化しにくい特徴があるため、加熱処理をする食材との組み合わせに向いている。

脂肪酸について詳しくはこちらの記事をお読みください。

PET検査

がんを検査する方法の一つ。
検査薬を点滴で投与し、全身のがん細胞に目印をつけ、専用の装置で撮影することで、早期がん細胞まで発見する。

がん細胞が糖質を通常細胞よりも取り込むお話はこちらの記事から

HbA1c

ヘモグロビン・エイイチ(ワン)シーと読む。血液中の赤血球の中で、体内に酸素を運ぶ役目を持つヘモグロビンと、ブドウ糖が結合したものの比率。
糖尿病の患者は血液中に増加する。食事のたびに変化する血糖値に対し、濃度が安定しているため、長期間にわたる血糖コントロールの様子を知ることができる。

HbA1cに関しては詳しくこちらの記事で解説しています。

飽和脂肪酸(短鎖、中鎖、長鎖)

脂肪酸は化学構造によってさまざまに分類されており、大きな分類としては不飽和結合(二重結合など)の有無によって飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に大別できる。
飽和脂肪酸は、短鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸・長鎖脂肪酸の3つの分類からなる単純脂質と呼ばれる成分に含まれる脂肪酸で、牛肉や豚肉、乳製品など動物性の脂肪に多く含まれる。

①短鎖脂肪酸の特徴
炭素を結ぶ鎖の数が4個以下の飽和脂肪酸。
短鎖脂肪酸は、食物繊維が乳酸菌によって発酵するときに作られる脂肪酸(酢酸、酪酸、プロピオン酸)で、ほとんどが結腸で発生する。
短鎖脂肪酸が作られる量は乳酸菌の種類と数によって変わる。
主な働きは、大腸の粘膜細胞にエネルギーを供給、カルシウム、マグネシウム、鉄が腸管膜を通過することを助ける働きがある。

②中鎖脂肪酸(トリグリセリド)の特徴
炭素を結ぶ鎖の数が6個から12個の飽和脂肪酸(長鎖脂肪酸の鎖の数の半分)。
長鎖脂肪酸に比べ消化吸収が約4倍速く、門脈を経て直接肝臓に運ばれ速やかに分解されてエネルギーとなる。
ココナッツ油(カプリル酸)はこの代表である。

③長鎖脂肪酸の特徴
炭素を結ぶ鎖の数が12個から14個以上の飽和脂肪酸。
からだに吸収された後、リンパ管、静脈を通って脂肪組織、筋肉、肝臓に運ばれ蓄積され、必要に応じて分解されエネルギーとなる。

飽和脂肪酸について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ミトコンドリア

ほぼすべての細胞に存在する細胞小器官のこと。
グルコース(糖)を原料として、アデノシン三リン酸(ATP)を合成している。
ATPは体内で日に延べ50~100kgが作られているが、そのうちの約95%はミトコンドリアによって作られおり、また、ATPをつくる過程では「代謝水」と呼ばれる水が作り出されており、身体の水分保持において重要な役割を果たす。

ミトコンドリアの詳しい機能について知りたい方はこちらの記事をご覧ください

メタボリックドミノ

メタボリック症候群によって高血圧、肥満、高脂血症、高血糖を引き起こしてしまうことを、ドミノ倒しに例えて、メタボリックドミノと呼ぶ。
メタボリック症候群とは、生活習慣病といわれる肥満、高血圧、耐糖能障害(食後に吸収されて血管内に入った糖が利用されず、血管内に留まる状態)、脂質異常症などの危険因子が集積する状態のことをいう。

メタボリックドミノについてはこちらから

メトホルミンと糖新生の抑制

メトホルミンとは、ビグアナイド系薬剤に分類される経口糖尿病治療薬の一つのこと。
肝臓での糖新生を抑制することなどによって糖尿病に効能を持つ。

糖新生について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

免疫細胞

血液中に含まれる白血球のことで、血液を通じて至る所に存在し、常に病原体からカラダを守る。
免疫細胞には色々な種類があり、「外敵を発見する」「その情報を伝達する」「外敵を攻撃する」など異なった役割がある。

免疫についてはこちらの記事に詳しく書いてありますので、ご覧ください。

山田悟

一般社団法人「食・楽・健康協会」を設立し、代表理事を務める。
食楽健康協会のテーマ「おいしく、楽しく食べて、健康に」で、無理の無いゆるい糖質制限「ロカボ」を薦めている。
日本における糖質制限のトップドクター。

ロカボ、ロカボダイエットについて詳しくはこちらから

リッキーガット症候群

腸の粘膜がストレスなどにより壊れて、細胞の間に隙間ができ、細菌やペプチドが身体の中に入ってしまう現象で、遅延型アレルギーなどさまざまな弊害が起きる症状。

こちらの記事にリッキーガット症候群について記載しています。

リポキシゲナーゼ

大豆種子に含まれ、大豆を加工するときに大豆脂を酸化させてしまい、青臭みの原因となる物質。この物質がなく、青臭みが少ない大豆を「リポキシゲナーゼ欠損大豆」と呼びます。

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