代表挨拶

川谷 洋史(かわたにひろし)

自己紹介メッセージ

はじめまして!フスボン代表の川谷洋史と申します。


フスボンのホームページを訪れて頂いてありがとうございます!


ここを読んで頂いているということは、低糖質、糖質制限、ロカボ、ケトジェニック、ダイエット、糖尿病、インナービューティ、オーガニックなどのキーワードにご興味があるのではないでしょうか。

糖質制限との出会い

私は、広告に依存しない会員制のネットニュースメディアを観ていて、たまたま糖質制限のことを知りました。

臨時の司会者が劇的に絞った身体で登場したのをみて驚きました。話を聞くと糖質制限で身体を絞ったとのこと。

テレビやラジオといった既存のメディアは糖質オンのスポンサーにより成り立っている為、糖質制限の話題はほとんど取り上げられないが、効果は絶大だと話されていました。


その時、ちょうどお正月明けで、私はお正月太りをしており、少し痩せたいなと感じていたタイミングでした。


また、ジムにも通っていてトレーニングをしていたので、その効果をさらに高めるには食べるものにもこだわらないといけないなと感じ始めていた時期で、アスリートがしばしば口にする低糖質・高タンパクという言葉が頭の片隅にありました。


糖質制限の本を一冊購入し、(確か江部先生の本だったと思います)興味本位、見よう見まねで糖質制限をはじめてみると、体重が一週間ほどで、すっと2キロ落ちました。(今考えると緩い糖質制限です。)


特に凄いと感じたのは、次の日のお腹周りの感覚です。量は結構食べているのに、お腹がぺったんこになっていました。


ダイエットにありがちな量やカロリーを制限する必要がなく美味しいものを食べて痩せる経験は、私にとって、衝撃的で目からウロコの体験でした。


糖質にさえ気をつけていれば(その当時、ビタミン、ミネラルなどの補酵素などへの意識は希薄でした。。)、基本的にお肉など美味しいものをお腹いっぱい食べれるということで、持続するのにはもってこいだと感じました。


また、私自身、過去に太ったことはありませんでしたが、少し太ったら運動をしたり、食べる量を控えたり自分なりの努力をしていました。芸能人やモデルさんは、どうしてそんなに締まった身体を維持できるのか、全員がストイックに運動をしたり、遺伝的に太らない体質ではないだろうと、それまでは疑問に思っていましたが、こういうノウハウを上手く使われているのではないかと直感的に感じました。


振り返ってみれば、昔から女優さんなどが夜は炭水化物を食べないことなどをメディアで口にされているのを聞いていましたが、じゃあ何を食べるの?また、夜お腹が空いて寝れなくてやけ食いしてしまうのではないか?ただの我慢ではないのか?と思っていましたが、やり方次第でストレスフリーで無理せずに体型を維持できることがわかりました。

巷の低糖質食品に対する疑問

糖質制限をはじめて、初期のころは野菜や大豆製品、卵、お肉やお魚ばかりを食べて過ごしていましたが、しばらくすると、どうしても炭水化物的なものやスイーツが食べたくなってきました。


外食となると、その当時なかなか低糖質に対応したメニューがなく、いつでも持ち運べて食べることが出来る低糖質な主食が必要だと感じ、糖質の低い炭水化物もどきを調べていると、ふすまや大豆粉を使ったパンがあることを知りました。


そこで、コンビニのふすまパンやインターネットで低糖質パンを買ってみました。


はじめに感じたことは、どのパンもあまり美味しくなくて、これでは気休めにはなっても持続は出来ないと思いました。


また、ふすまに含まれる農薬やスクラロース、アセチルファムカリウムやスクラロースなどの人工甘味料、マーガリンをはじめとしたトランス脂肪酸、防腐剤や保存料など、低糖質と引き換えに様々な添加物が入っていることを考えると、さらに継続して食べたくないと感じてしまうようになりました。


そこで、普通のパンも焼いたことのない私でしたが、はじめは市販のミックス粉などを利用しながら、自作で納得のいく低糖パンをつくりはじめました。


理系のマインドで試行錯誤すればなんとかなると思い、何故か自信があったのですが、焼きあがるとその自信は消え果て、とても人に食べて頂くようなものは出来ませんでした。


それから数ヶ月、何もせずに諦めていたのですが、たまたまパンを焼くことを趣味にしている人と知り合いになり、その人に一般的なパンについて聞きながら、その人に日々の報告やふすまパンを持っていくことを励みにパン作りを再開しました。


いつも夜9時にパンをつくりはじめ、夜中の2時まで毎日試作をするうちに、ある程度、納得のいくものが作れるようになってきました。


私は、大学でコンクリート構造の研究室に所属していたのですが、砂、砂利、セメントと水に減水剤を加えて捏ねるのとパンの配合を考えてパンを捏ねることは、少し似ているのかも知れないとぼんやり考えていました。

理想の低糖質パンを求めて試行錯誤

ふすまパンがある程度作れるようになった段階から、ミックス粉の使用をやめ、ふすま粉や大豆粉などを取り寄せて独自の配合でふすまパンを作りはじめました。


配合の可能性は無限大でしたが、勘に頼らず、そして急がず、一つずつパラメーターを動かして、根気強く試行錯誤を重ねて、巷のふすまパンとは食感も味も全く違う、もちっと美味しいふすまパンが出来上がってきました。


その段階で、糖質制限は、単にダイエットだけでなく、血糖値を安定させ血管に炎症を起こさせない本質的な健康法で、将来的にもっと広がっていくことを確信し、巷の低糖質パンに疑問をもつ人がさらに増えるはずだという思いで、低糖質パンの事業を立ち上げることを決めました。


その後、焙煎機と粉砕機を購入し、有機小麦ふすまを取り寄せて、自宅で有機ふすまを焙煎し、自宅で粉砕し、パンを焼き始めました。


独自に焙煎、粉砕をする分、有機ふすまの含水率や粒の大きさなどパラメーターが更に増えて、うまくいかなくなり、一時はどうなるかと思いましたが、試行錯誤を繰り返すうちに、美味しく食べて貰えるパンが出来上がりました。

フスボン開業から今後に向けて

2014年9月にフスボンを開業し、この約5年半の間で、テレビや雑誌などたくさんのメディアにも取り上げていただき、2016年7月には製法の特許製法(第5970657号)も取得出来ました。


幸いにも、フスボンを美味しい!といって頂けることが多く、たくさんのリピーターの方から嬉しいお声を頂く度に、フスボンをはじめてよかったと思います。


フスボンのコンセプトは、美味しくて低糖質。そして、なるべく自然に近いもの。


それを、フスボンのサブタイトルであるDELICIOUS & HEALTHY & NATURALで表現しています。


フスボンは有機ふすま、有機大豆粉、小麦グルテンをメインに使用していますが、大豆粉とグルテンだけを使用した大豆パンなどに比べて、ふすまに含まれる食物繊維やミネラルを一緒に摂れるところが、腸内細菌の働きを良くする点でメリットがあります。


また、こんにゃくや食物繊維を使った糖質が0の麺に対しては、タンパク質や良質な脂質が摂れる点でメリットがあります。


現在は、糖質制限に協賛されている企業も増え、糖質制限と、良質な脂、ビタミン、ミネラルなどの重要さがセットで語られることも多く、カロリー制限を同時に行うような間違った糖質制限が少しずつ排除されつつありますが、まだまだ世間ではマイナーな存在であることは間違いありません。


若い女性がダイエットに悩んで、カロリーを気にして食べるのを控えて拒食症になったというお話や、糖尿病で好きなものや量が食べれず結果、透析に通っているといったお話を見聞きすると心が痛みます。


上記のように大きなお悩みを持つ方々に対してもそうですが、運動した後にその日は食べていいとドカ食いをしてかえって太ってしまったり、食べる量やカロリーを減らした夜に寝れなくなりカップラーメンをやけ食いしてから寝たなど、ダイエットの小さな悩みを持つかたに向けても、コツさえつかめば、沢山好きなものを食べて元気になれて、好きな洋服を着て楽しく過ごせることをお伝えしたいです。


You Tuber的に言えば「好きな食べ物で生きていく」を合言葉に、自分が本当に食べたいと思う商品を開発・発信し、皆さまのご意見を取り入れながら改善を行い、試行錯誤しながら共に歩んでいきたいと思っておりますので、フスボンを末永くよろしくお願いいたします。